かつて、業界紙に執筆した時の掲載画像です。

建物エントランスのガラス扉のヘアラインステンレス枠に擦り傷が確認できます。どうやら、こびり付いた汚れを取り除こうと、不織布パッドで横方向に擦った跡と推察されます。
縦方向にまっすぐ伸びたヘアライン仕上げに対し、横方向に擦ったものだから、このように見苦しい状態になっちゃってしまったわけですね。

そこで、ヘアライン(以下、HL)の研磨目に沿って、おおよその砥粒を合わせた研磨布紙を使用して、真直ぐに連続するラインを施してあげれば修復は完了です。
この事例では、傷の深さが比較的浅いので修復は比較的容易にできました。
今回は、電動工具を使用してHLの表面仕上げを試みます。

写真の中央が表面処理を施したところです。仕上がりは…まぁまぁかなぁ~
グラインダーの回転数が高すぎたことと、ディスクの粒度が大きすぎたせいか繊細なHLは作れませんでした。手作業でやればよかった~トホホ
次回は、低速回転で、そしてバニシングホイールの砥粒も小さ目なものを用意して、完璧なHLを完成させます。
ついでに№8(鏡面仕上げ)もつくっちゃうぞぉー!
常に外装修復技術を極めていくTECにご期待ください!!
(投稿者:M.H)
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東京外装メンテナンス協同組合
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