9月も終盤に入って来ましたが、まだ暑い日が続いています。ここまで来ると異常ですね。しかし来年も暑い夏が来るでしょうから、その対策を少し考えて見たいと思います。
東京都の熱中症警戒アラートの発令回数ですが2023年の7・8月で26日、2024年は37日(月別不明)となっているようです。熱中症警戒アラートとは「熱中症の危険性が極めて高くなると予測されたときに、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとるよう促すための情報。前日午後5時ごろと当日午前5時ごろの2回発表されます。」となっています。我々はこういう警戒警報が出ていても、空調服などを着用して屋外で仕事をしているのが現状です。
<作業時間の前倒しと短縮>
・作業時間を7時から12時とする。(6時から11時でも可)
これは季節に関係なく実際に8時から13時を1日と設定して実施している賢い同業者が既にあります。現実的には、鍵を開けられないとか誰も居ないところでは仕事できない、とか障害はあるでしょうが、要交渉です。
・年間回数が隔月のものや毎月で無いものは8月は作業を行わない
夏休みに行っている学校の窓ガラス清掃は春・秋の土日祝日に行う。これは窓ガラス清掃だけでなく、ダクト清掃や床清掃も同様です。
・企業の稼働日数を通常月の1/2とする。
行政は対策を取った企業に補助金を出す。
<8月の稼働日数縮小対策>
企業は8月の稼働日数を通常月よりも減らしても社員には1か月分の支払いを行うにはその為の資金を持たないとできません。「値上げ」が必要となりますが計算上は8月を半月休んでも1か月分の売上を確保するとしたら4%程度の値上げが実施できれば良いことになります。
※ご参考まで:「猛暑なら工事休み」(2024.9.18日経新聞)
猛暑なら工事休み.docx
(投稿者:T.H)
東京外装メンテナンス協同組合
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