調査記録によるリスクアセスメントと作業計画 ~No.1~

添付資料は、東京労働局のホームページから抜粋しています(*要求性墜落制止用器具=フルハーネス)。本文に掲載されている「作業及び作業場所に潜在するリスクを発見」とあるように、厚生労働省はこのリスク(危険性や有害性によって損害を受ける可能性)アセスメント(評価する)の重要性を説いています。

リスクアセスメントにおける安全対策の優先順位はご存知のとおり、

  • 本質安全化対策
  • 安全防護対策
  • 管理的対策
  • 保護具使用対策

となります。

まず、最初に考えることは①の本質安全化対策。すなわち、イラストにある、危険性や有害性となるライオン(=危険な作業方法)を猫(=安全な作業方法)に変えることを検討する。

ガラスクリーニングにおいては一例として、ライオンとなる乗り出し作業や伸縮はしご(スライダー)作業を、猫となる伸縮ポール作業に変更することを検討することになります。

ところで、ライオン→猫の間には、他のネコ科の動物が存在しませんか?こんなことを考慮すると、私見ですが、ガラスクリーニング作業方法はこんな動物に当てはまるのではないでしょうか。労働安全衛生法を補完する労働安全衛生規則では、2m以上の高所作業では作業床と囲い・覆い・手すりを設けることが大原則。

まず、ライオンから猫の作業方法変更が困難であれば、山猫の作業方法を考える!それも難しいようであれば、豹の作業方法といったことを考える!!こういったことを検討することが重要ではないでしょうか…?

②の安全防護対策の作業については、次回の6月5日掲載ブログで紹介予定です。

当組合では講師出張規程に基づき、講師が出向き独自の高所作業における安全教育講習会を開催しています。ご用命は、組合までご連絡ください。

~ご安全に~

(投稿者 H.O)

東京外装メンテナンス協同組合

03-5817-6977

https://garakuri.com/

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